北大映画館プロジェクトの学生たちによる日々の活動ブログ!
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ゆうばりレポート
「精神」
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭からプロジェクトスタッフ13人がそれぞれの思い出を胸に帰札・・・。
ということで!!
ゲストの方々や作品との素敵な出会いを、ちょこっとずつ紹介していきます!
まずはエナミより、想田和弘監督の「精神」(2月28日上映)について☆
プロジェクトからは(仕事の合間を縫って)7人が参加(^^)
上映後は想田監督への質問が止まない、あつ~い深夜となりました。
「精神」は、岡山県の精神科診療所に集う様々な患者たちに光を当てたドキュメンタリーです。
この映画には精神障害者や周囲の人の悲しみや怒り、喜びや笑いがあふれています。こころの傷に懸命に向き合い、生きることを誰よりも真摯に考えているように見えました。じっと見ていると、精神病患者と健常者の境界が見えなくなってきます。監督は、撮る前から結論を考えることはしないせず、被写体を素のままで見ながらカメラを回し、編集をしながら一本の筋を見出していくのだとおっしゃっていました。私たち観客は、だからこそ、監督の追体験をしながら自由に感じ、考えることができたのかもしれません。
これこそが、ドキュメンタリーの本当の力強さなのではないでしょうか?精神病患者を追いかけているけど、彼らを通して現代社会について、人生や自分自身について、考えるきっかけを与えてくれます。私も、1本の映画をこんなに集中して見たのは久しぶりでした!ぜひぜひ、もっとたくさんの人に見てもらいたい!そんな作品です。と、ついつい語ってしまいましたが程々にして、続きは作品選定部会議で・・・(笑)ではでは、みんなのゆうばりレポートお楽しみに♪
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